残業代とは
残業代とは
残業代(時間外手当)とは、所定労働時間を超えて働いた場合に支払われる賃金のことを言います。このうち、法定労働時間を超えて働いた際には、通常、基礎賃金の1.25倍の割増賃金が支払われなければなりません。
法定労働時間は、原則として、1日8時間、週40時間となっております(※職種によって異なります)。この時間を超えた労働については、残業代が支払われます。
また、労働が午後10時から午前5時にわたった場合には、さらに深夜手当という割増賃金を請求することができます。
残業代
=1日8時間 週40時間を超えた労働に対して支払われるべき賃金
=基礎賃金1.25倍の割増賃金
深夜手当
=労働が午後10時〜午前5時に渡った場合に払われるべき賃金
残業代を請求すべき3つの理由
-
残業代は、労働に対する正当な対価です
労働者は使用者に対し残業代の支払いを求めることができます。
-
残業代の不払いは、法律違反です
残業代の支払は、労働基準法義務付けられています。この支払を怠ることは法律違反です。
-
残業代の請求には時効があります
残業代を請求する権利は、時効によって消滅してしまいます。お早めに請求をご検討ください。
残業代を請求する際に困る4つのこと
-
労働時間にあたるのか、わからない
例えば、制服を着るように言われている、出勤後まず社内を掃除するよう言われているといった場合、制服着用にかかった時間や掃除をする時間は労働時間に含まれるのでしょうか。これは個別の事情によって判断されます。
-
請求できる残業代は?計算方法は?
割増しで請求できると言われても、給料明細には、様々な手当が記載されています。どの金額を割増しするのか、結局自分はいくら請求できるのか、わからない場合は弁護士、社労士がサポートします
-
請求をしたら会社に何を言われるか不安だ
法律上請求ができるとしても会社に何を言われるかが分からない……というあなたのために、弁護士が代理人として交渉等を請け負います。
-
どうやって請求すればいいの?
ご自身で請求しても支払われなかった場合、その後、どのような手続で支払を求めればよいのか分からず不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このサイトでは、これらの疑問に答えられるよう、残業代の基礎知識を解説しております。
しかし、お悩みの方が、残業代を求めることができるかどうかは、事案の内容や資料によって異なります。
詳細に検討させていただきますので、詳しくは、資料をお持ちの上、愛知総合法律事務所までご相談ください。
残業代請求について